Please be absorbed in me



***ー浩人sideー


「真琴様‼︎」



と、遠くで彼女の名前を必死に呼ぶ声が聞こえて血の気が引いた。

片付けを放ってそちらに駆け付け、倒れている真琴が目に入った。



「何があった⁉︎」



その体を起こしながら、横で慌てているフットマンに聞く。

ぐったりとしている様子に不安が募る。



「間違ってお酒を飲まれてしまいました…」

「……」



酒か…と息をつく。

よかった…。いや、よくはないけど。



「ありがとう。片付けは頼むよ」

「はいっ」



真琴を抱き上げて、それだけ言って屋内へ向かった。


少し顔が赤い。

どうやらお酒は強くなさそうだ。

ベットに寝かせた顔を覗き込んで、赤く染まった頬に口付けを落とした。