認めなかっただけ…
自分の気持ちを偽って…
瑠威はただの知り合い…私にとっては年の離れた弟みたいな存在だと思い込もうとしていた。
だけど、そんな私の偽りの仮面が、瑠威の熱いキスで跡形もなく溶けてしまった…
私はずっと瑠威を男として愛していた…ずっとひかれていた…
そのことをはっきりと気付かせられてしまった。
「じゃ、行こうか…」
「あ……」
何事もなかったかのように、私の手を取って、瑠威は歩き始めた。
「ちょ…ちょっと…
誰かに見られたらまずい…」
「どうして?
俺たち、付き合ってるんだから、誰に見られたってどうってことないじゃない。」
「そうはいかないわ。
あんたはバンドの華。
やっぱりファンの目ってものは大切にしなきゃ。」
私は瑠威の手をふりほどいた。
「でも……」
「ファンの子達には私達のことは隠し通すこと!
……そうじゃなきゃ、付き合えないわ。
私はあくまで衣装担当のスタッフ。
……それで良いわね?」
瑠威は何かを考えるようにじっと私をみつめてた。
自分の気持ちを偽って…
瑠威はただの知り合い…私にとっては年の離れた弟みたいな存在だと思い込もうとしていた。
だけど、そんな私の偽りの仮面が、瑠威の熱いキスで跡形もなく溶けてしまった…
私はずっと瑠威を男として愛していた…ずっとひかれていた…
そのことをはっきりと気付かせられてしまった。
「じゃ、行こうか…」
「あ……」
何事もなかったかのように、私の手を取って、瑠威は歩き始めた。
「ちょ…ちょっと…
誰かに見られたらまずい…」
「どうして?
俺たち、付き合ってるんだから、誰に見られたってどうってことないじゃない。」
「そうはいかないわ。
あんたはバンドの華。
やっぱりファンの目ってものは大切にしなきゃ。」
私は瑠威の手をふりほどいた。
「でも……」
「ファンの子達には私達のことは隠し通すこと!
……そうじゃなきゃ、付き合えないわ。
私はあくまで衣装担当のスタッフ。
……それで良いわね?」
瑠威は何かを考えるようにじっと私をみつめてた。



