「...敬も海織もあいつのこといじり過ぎだって」
「まーくん、あっちゃんのこと...気になる?」
「あたりめーだろ?」
「「分かってないねぇ(笑)」」
「なんだよ二人して...?」
「そーゆー意味じゃないんだけどなぁ」
「どういう意味だよ?」
「マサは鈍感だからね」
「は?だからどう───」
── キーンコーンカーンコーン──
「じゃ、席着くねー♪」
「......意味わかんねぇ」
こんなやり取りがされてるなんて、思いも
せずに、訳も分からず少し火照った頬を両
手で包み込んでいた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…