不思議な不思議!?

何となく了解したけど・・・。
周りの目が・・・。痛いのです・・・。
なんでっ!?こんなに見るの!?怖いんですけど・・・。


「どした?」


なんでこっちを見ながら誰かとゴニョゴニョと話すの・・・?
怖いって・・・。


「おいっ!!」

「はひっ!!」


いつの間にか、日向の顔が目の前にあった。とんでもなくびっくりした私は変な声を・・・。
すると、日向が吹き出した。


「ぶふぅーー!!」

「ちょっ、なに!?」

「ふははっはははは・・・。」


そんな笑うことないじゃん・・・。とは言ってはいないがすねていると、自然と周りの視線に気付いてしまう・・・。

「っ…。」

「えぇっ!!」


いきなり日向が私の手を掴み、走り出した。


「ちょっ、まっ、ひゅっ、はやっ、のっ、のおおおぉぉぉぉおおおおーー!!!」

「ちゃんと走れって!!!ったく・・・。」