その後はいつも通り平和に授業を受けた。


放課後


「ふぅ・・・。」

なんかちょっと疲れたなぁ・・・。学校に居る時既に疲れるのはいつぶりだろう・・・?

・・・よしっ!!帰る!!

準備を光速で終わらせ、廊下に飛び出るといつもは周りが1ミリも触りたくないのであろう、自然と道が開けていくが、今日は・・・


ドンッ


「のぇ!!」


誰かにぶつかったという感覚に衝撃を受けたと共に、喜びも感じた。


「おお!!ちょうど来た~笑」

「えっ!!日向!!」


日向が私とぶつかった。そして私を見ている。そして更に話しかけてきている。
これは・・・。


「一緒に帰ろーぜー。」


きたーーー!!青春の1ページーー!!
・・・なんてのは嘘で、普通の人の日常じゃねーかーいー!!

「あ・・・うん・・・。」