「あの、御二人は今、絶縁されているのです。」

「!?」


それもただでさえ驚くことなのにもう一度驚愕の事実をばあやさんの口から聞くこととなった。


「それに、本当は血の繋がっていない兄姉なのです。」

「!?」


ただただ、目を見開いて非現実的なことを聞くことしかできなかった。