不思議な不思議!?

あぐらを掻いていた日向は、冷静かつ素早く女の子座り・・・とでも言うのであろうか、両脚を少しずらしたくらいに重ねて、左側に寄せ美しく直角に曲げて、椿と化していた。


「何ですか?お母様?」

「いえ・・・日本舞踊のお稽古が今日の予定だったのだけれど・・・。ずらしましょうか?」


すると、日向・・・椿は、頭上に電球が浮いているかのような顔で


「そうだわっ!!美里ちゃんも舞いましょうよっ!!」

「はい?」

「そうだわっ!!華奢な体の方が一番日本舞踊が美しく見えるのですよ!!一日体験、とでもしましょうか!!」


今までおしとやかに喋っていた椿のお母さんが、フルテンション・・・になったかのような顔立ちで元気良く椿の提案に賛成した・・・。してしまった。