閉ざされた心

あたしは何も言えなかった。ずっと逃げていて、あたしがあいつのところに行けばすんでいたのかも知れないのに。


「とりあえず美波の方は病院へ連れていく。美桜。お前は学校へ行け。」

『なっ・・・なんで!?なんで親でもないのにあたし達にそんなことをするの!?』

「べつに・・・ただ、お前達に居場所がないのなら、与えてあげよう。そう思っただけだ。」

『わかった。美波は学校へ入ってない。これから、よろしくお願いします。』

「あぁ、よろしくな。」