「何ですか!?!?用があんならコッチに来てから言ってください!!!!」

私はとうとう苛立ちが頂点に達し、思い切って言ってしまった。

これで黙るでしょ。……と思っていたら……

「何アイツ。」

「は?アタシら別にアンタのこと見てないんだけど。」

え?アンタノコトミテナイ?

じゃぁ、誰を見てんの?言ってることとやってることが矛盾してるし!

あーもう!髪をぐしゃぐしゃっと手でかいた時……

トントン

「えっ???」

誰かが私の肩を叩き、振り返ると……

「ゴメンね。あの子達俺の同中の子なんだ。」

「あっ……」