『ちょっと、服まくるよ?』 優しい手つきでシャツを、 まくる圭太に不覚にもドキドキしてしまう。 「こ、こんな所でダメだよ」 『え?』 「へ?」 『ふっ、さすがに勤務先では おそわねぇよ。診察だよ、診察。』 うわ、恥ずかしすぎるっっ ……魔法が使えるなら ここから消えてしまいたい。