『“せんせい”のくせに。』



「、えっ」


いきなりシャツのボタンを
ひとつ外されて。


『黙ってろ。』

「や、っ」


助手席に手をかけたかと思うと、
圭太は私の鎖骨をキュ、と噛んだ。


「待っ、て…」


次々に与えられるその感覚に
どんどん声は弱々しさを増していく。


「圭太っ…っ」


名前を呼ぶと圭太は私から離れて


『ごめん、今のは
冷静じゃなかった。』


困ったように眉毛を下げて
頭をくしゃくしゃに撫でた。