『“せんせい”のくせに。』



『それで、話って何ですか?』


言葉の後、プシュッと缶を開ける音が
暗い中庭に響いた。


「あの、今日××に、一緒に飲みにいきませんかっ?どうしても相談したいことがあって……。」


今日は、私と会う約束してるしてるんだから。断る、はず…。


『あー…仕事のことですか?』

「え?そ、そうですっ」

『なら、行きましょう。
新人の頃は色々悩みますから。』


……なんだって?