「雑すぎっ」

『そう?』


さっき自分が脱がせたせいで、前がはだけたシャツの圭太は色っぽい。


『美鈴、止めて欲しかったら
ちゃんと言えよ。』

「は、はい。」


こういうところは優しいんだから
本当にずるい人だ。


ーーー夜はまだ長い。