誠「はじめ、その...着流しを貸してくれないか?」

一「何故だ?誠、自分の持っているだろう?」

誠「それが、昨日着ちゃって今干してあるんだ」

そう言うと一は“仕方ない"と溜息をついた

一「そこで待っていてくれ、持ってくる」



少したって一は着替えてから誠にかす着流しを持ってきた

一「これ、もう着ないからもらってくれ」

誠「ホントか!良いのか?良かったぁまた作らなきゃなんないかと思った」


誠が心底ホッとしたように言うと一は何故?と首を傾げた