「そろそろ、帰らなきゃね」 同じタイミングでまゆが言う。 「うんっ、そーだね!」 さすが、親友だけあって私の行動だけでわかったんだろうな。 立ち上がって、昇降口に向かっていく。 たま〜に、喧嘩することもあったけどもう今となってはいい思い出だと思う。 私はまゆに出逢えて、とっても幸せものなんだ。 ..............なんて、恥ずかしくて本人には言わないけど。