望月くんは意地悪男子




「あ、ごごごごごめんなさいっ。お、重かったですよね??」


かっ、噛みまくったーー!

恥ずかしすぎて、顔が熱くなる。あぁ私っ、今真っ赤だよ〜〜。



「は?いや、お前逆に軽すぎだから。もっと食べろ。あ!そーだ、恐怖症治すの決定だな??」



ん.....?恐怖症を治す........?


はっ!わ、忘れてたーーーー!


ぇ、まずいよ、どうしよどうしよどうしよう〜〜〜〜っ!




「えー、なんのことですか〜〜??私、全然覚えてないんですけど〜、う、ぁ、
そのっ、今度危ない目にあったら恐怖症治すなんて〜〜!」




「しっかり覚えてんじゃん」




ニヤニヤとニヒルに笑いながら、覗き込んできた望月くん。