望月くんは意地悪男子


「おはよう」



「おはよう」




しばらく歩いて、学校に着き、みんなに挨拶をして、席に着いた。


私は、授業の準備をしながら朝にあったコトを考える。



──────どうして???


この頃は............。あまりなかったのに。なんで急に............。


この頃は、あまり幼かった頃の記憶はフラッシュバックしなくなっていたのだ。


───それなのに。



私は、いまだに、ズキンズキンと痛む背中に手をあてた。


──────背中は痛むし............。


体調が悪くなる予兆かなぁ。うー。
気をつけなくっちゃ。



なぜだか、今日何かが起きる気がしてならなかった。



そして、私の予感は的中したのである。