「あ、ゆーちゃん!おはよう!」
「あっ、おはよう!!」
学園につくとすぐに、萌亜ちゃんがあいさつしてくれたので、私も笑顔であいさつをする。
よっこいせ、と席についてはやくまゆが来ないかなーなんて思っていると、
「みんな、おはよー!」
みんなに挨拶をしながら、まゆが来たので、
「まゆまゆ!!!ちょっと来てー」
と、手を振りながら呼ぶと
「なぁにー、ゆうりー?なんかあったのーーーー?」
ピューンとバッグを机の上に置いてやってきてくれた。
なんかあったのーーーー?って、
ありますよ!聞きてほしいことが山ほど!
「ねぇねぇ。ストーカーっていると思う??」
「えぇぇぇ?ストーカー?」
「うん。ストーカー」
「いると思うけど............。ま、まさかゆうり............?」
そう。朝、学園に来る途中に誰かに付けられている気がして怖かった。
私のコトをつけてくるメリットなんてないから、まさかとは思っていたけどなかなか気配が消えなくて......。
思わず、走って学園まできた。