──────リリリリンリリリリン



小鳥が、チチチッと鳴く静かな朝に目覚ましの音が鳴り響いた。



──────ポチッ




「ふぁああぁぁあぁ」




私は、あくびをしながら起き上がる。


しばらくぼーーーっとした後時計に目をやると............。


「8:15?!」



遅刻ギリギリの時間になっていた。



ど、どんだけ寝てたの私!?


ちっ遅刻するッッッッ!!


やっば!


「うっ、うわぁーーー!」


バタバタと階段を降りて、キッチンに向かった。