輝~ヒカリ~

「一期さいてー」







その言葉により、皆はこういいはじめた。




「さいてー、さいてー、さいてー」







やめてっ。






うちは我慢できなかった。
でもうちはまだこれが
序の口の『いじめ』だとは
おもっていなかった。








「やめてっ!!いくらなんでも一期がかわいそう・・・」






絢乃がそういって皆はやめた。
でも絢乃の言い方は
そっけなく
心にもおもってないことをいっているようだった。
だったじゃなく、
おもっていなかった事を言ってる。