彼の情事私の事情



更衣室からでた


仁王立ちで睨み付けていた


「ひゃ~ん」

「お前どこから声だしてんだ?」


「そんなとこにいるからでしょ?」


「携帯電源切っているお前が悪い」
いれておけって

すたこらあるきだした

「部署のエレベータこっちです、そっちは・・・・」

「天辺だ・・・・」

「いや、社長にわるいですよ、嘘ついたらバチ当たりますよ」


「お前って社長の顔知らんの?」



「もう少しお年召してませんでしたか?」



「・・・・・・・ばか」




「すみませんでした、しんちゃん」



ドングリ目玉になった後
真っ赤に照れまくっていた。


『しんちゃんなんて、いや・・・』