あたしはトイレに行こうとして立ったところで
倒れかけた。
「大丈夫だから...酔っ払っただけだから...」
「酔っ払っただけでここまでなんねーから!
お前熱あんだろ...。
ベッド行って休んどけ」
「ほんとに大丈夫だから..」
「大丈夫じゃねぇだろ..そんな目うるうるさせて顔真っ赤だし..。
そんな顔して大丈夫とか言われても説得力ねぇから。
いいから寝とけ..」
有翔には大丈夫と言ってるものの
内心かなりやばい..。
さっきの雨で風邪引いたのかな..。
最悪だ...。
「いいか?大人しく寝とけよ。
多分風邪だろうから、風邪薬とか飲み物とか買ってくるから。
起きてたら襲うかんな笑」
「わかった..寝とく..」
「うしっ。んじゃ行って来るわ!」
「..行ってらっしゃい」
ガチャン

