Nanami :ハァ、私なに泣いてんのよ…!先生…困ってたじゃんんうわぁ!?



私の体がふわりと温かくなって。


Tetsuya :なに…泣いてんだよっ…。


そこにはギュッと私を抱き締めるテツヤ先生がいた。



Nanami :先生…っ!な、なな…!こんなとこで!!てか、先生泣いてるの!?


私がアワアワしていると


Tetsuya :グスッ。菜々美、昔から俺に心配かけすぎなんだよ!


Nanami :もう、ごめんなさいってば!周りの人が見てますよ〜!




その日はグズグズと泣く先生に家まで送ってもらい別れた。



Nanami :先生変わったのはイケメンからイケオジになったことくらいかなー、なんてハハハ!
……そういえば、マン様にお詫びの電話とか入れたほうがいいかな…?
い、いやいや!やましい気持ちなんて全く無いのよね、菜々美!よし、電話掛けるぞ…!


―――pi,pi,pi....prrr♪prrr♪