昼休み。
いつも通り千恵美とご飯を食べようとした時だった。
「おい。」
「……。」
無視。
「ちょっと要。」
「……。」
「おい。」
「……っ…。なに?」
ガッと肩を掴まれ、私はそれを振り払う。
「ちょっと来い。」
そう言いながら睨んでくる村瀬に私も睨み返す。
「嫌だ。」
「来い。」
「……。」
深いため息をついて、私はバッと立ち上がる。
「なぁに?告白?堂々としてるのね。」
「千恵美後で覚えといてね。」
「…行ってらっしゃい。」
千恵美にガンを飛ばし、私は村瀬と教室を後にした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…