「あれ…っ?」 後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。 「春日…?」 「凛と一緒じゃないんだ…どうしたの? あたし,南くんの力になりたい」 春日なら…―――凛と仲いいし,解決してくれるかも。 「…実は……俺,」 春日に如月とゲーセンであったときからのことをすべて話した。 「南くん,あたしも全部話すよ。」 この後の春日の話を聞いて,俺は歩いていた足を止めた。