帰ってきて,ベッドに寝転んだ。



凛…
お前は俺から離れたりしないよな??


もう,愛梨歌の時のようにはなりたくないんだ…



プルルルルル…

人が考え事してるっつのに…誰だよ。

――――――――――

着信中 純

――――――――――

「もしもし??」

[もっしー??純くんだよ〜♪]


「うざ。何?」

[いや〜別に用事はないんだけど〜]

ムカッ

「きっていい?」

[ちょっと待てよ!!ごめんって]

「んだよ」

[いや…うちにある南の茶碗がいきなり割れたから…南,何かあったんかなって]

「…何もないよ。大丈夫だから」


純は何で分かるんだろーな。
俺が凛を気になってたのも言わなくても気付いたし。