冷たくて優しい先輩






「ヨウなら、奥の二人がけテーブルにいたよ。端っこの方の」



長浜先輩は向こうを指差した。





「そう、ですか…ありがとう、ございます」





私は長浜先輩にガバッと頭を下げて、消えるような声でそう言った。



そして振り向くことなく、ヨウ先輩のもとへ走った。