「すみません!その、つ、付き合って次の日会うって緊張しちゃって」 私がそう言うと、先輩は目を瞬いてから顔をそらした。 「可愛すぎ」 「先輩?」 「何でもない」 先輩はそう言って、私の髪をくしゃっとした。