自分の部屋のベッドに倒れこむと、涙が滲む。




「ダメダメじゃん」




好きだったのになあ。
すごく好きだったのに。


笑った顔も意地悪な顔も困った顔も
全部全部好きだったのに。



枕に顔を押しつけて泣いても、嗚咽が止まらない。