冷たくて優しい先輩





今にも大きな目から涙がこぼれ落ちそうになっている。



「あ、あの」



思わず声を上げてしまった。



「私、行きましょうか?土日だったら、学校も休みだし」


私がそう言うと、大翔くんはぱっと顔を明るくさせた。