冷たくて優しい先輩





ヨウ先輩はキッチンで料理を作っていて、私がそのまま大翔くんと遊んでいると、玄関が開いた音がした。


「お父さんだ~!」



「えーー!!」

先輩からお父さんは遅いから帰ってこないと言われていたので、ど、どうしようとプチパニックになる。



「おやじーー!?」



先輩はキッチンから慌てて出てきた。