冷たくて優しい先輩






「お見舞いに行きたいんですけど」

涼葉と二人で!と言って、私の腕を組んだ。



「はあ!?」


「住所教えてもらっていいですか?」



私の声も無視して、住所を教えてもらうと
ありがとうございます!と笑顔で言った。