その日から何度か朝に長浜先輩を見かけたけど、声をかけることは出来ず、一度も話すことがないまま12月になった。 でも、その間に何度かヨウ先輩と遊びに行った。 一緒にお母さんのお墓にもお参りに行かせてもらった。 それに、倒れたヨウ先輩の大切な人はヨウ先輩のお父さんだと教えてもらった。 仕事を夜遅くまでして、働き詰めだったそうだ。 そして、ヨウ先輩には弟がいるようで会いたいって言ったら今度会わせてくれるとも約束してくれた。