「すみません、待ちましたか?」 「待ってない。というかまだ9時50分だし」 ヨウ先輩はやっぱり私服は黒をベースとした服装だった。 「行こう」 「あ!はい!」 ヨウ先輩に連れられてやって来たのは、水族館だ。 「魚、好きなんですか?」 「うん。なんか恥ずかしいけど」