家族会議が終わって、風呂あがり。
茜音さんと灯莉さんの部屋。
「ねぇねぇねぇねぇ!彼氏とかいるの?」
茜音さんの言葉に驚きを隠せない。
それ!わたしも気になってた!と灯莉さんも食いついてきた。
「えっとぉ、」
「もしかして、野球部だったりする?」
灯莉さんの質問はほとんど『はい』と答えるものしかない。
「あのさ?キャッチャー?」
次は茜音さんからの質問。
これも、『はい』って答えなきゃ・・・。
「はっきり言います!野球部、キャッチャーの人です!」
2人は『きゃー♡♡』と言って質問を続けた。
「なまえは?」
「源朔弥って言うんです。」
なんか、すごい恥ずかしくなってきた。
「写メある?」
「これです。」
見せると、「さすが野球部!」「坊主!」とふたりが言う。
もうひとこと、「なにげ顔整ってる!」って言ってた。
なんだか、こっちが嬉しくなってきた。
私が褒められてるわけじゃないのに。
「どんな人?」
「やさしいですよ!」
茜音さんは、「やっぱ、野球部はいいよねぇ」と言い出した。
別に野球部だから好きになったって訳じゃない。
いつの間にかって感じだったんだよね。
それに、野球部はすごく大変だし。
『甲子園めざして、全力を尽くす。』これが野球部の醍醐味!
って言う人、結構多いよね。
わからなくもないけど。
でも、支える側になると重々わかる。
甲子園に出るまでがどれだけ大変か。
だから私は甲子園優勝する朔弥を支えるんだ。
朔弥が甲子園に出てくれるなら、私は我慢するから。
だからさ、思いっきり野球してね!
茜音さんと灯莉さんの部屋。
「ねぇねぇねぇねぇ!彼氏とかいるの?」
茜音さんの言葉に驚きを隠せない。
それ!わたしも気になってた!と灯莉さんも食いついてきた。
「えっとぉ、」
「もしかして、野球部だったりする?」
灯莉さんの質問はほとんど『はい』と答えるものしかない。
「あのさ?キャッチャー?」
次は茜音さんからの質問。
これも、『はい』って答えなきゃ・・・。
「はっきり言います!野球部、キャッチャーの人です!」
2人は『きゃー♡♡』と言って質問を続けた。
「なまえは?」
「源朔弥って言うんです。」
なんか、すごい恥ずかしくなってきた。
「写メある?」
「これです。」
見せると、「さすが野球部!」「坊主!」とふたりが言う。
もうひとこと、「なにげ顔整ってる!」って言ってた。
なんだか、こっちが嬉しくなってきた。
私が褒められてるわけじゃないのに。
「どんな人?」
「やさしいですよ!」
茜音さんは、「やっぱ、野球部はいいよねぇ」と言い出した。
別に野球部だから好きになったって訳じゃない。
いつの間にかって感じだったんだよね。
それに、野球部はすごく大変だし。
『甲子園めざして、全力を尽くす。』これが野球部の醍醐味!
って言う人、結構多いよね。
わからなくもないけど。
でも、支える側になると重々わかる。
甲子園に出るまでがどれだけ大変か。
だから私は甲子園優勝する朔弥を支えるんだ。
朔弥が甲子園に出てくれるなら、私は我慢するから。
だからさ、思いっきり野球してね!

