まえ、大鳥先輩の球を打ったことがかる。
紅白戦。唯一、大鳥先輩から長打を打ったのは俺だけだった。
ていうか、まじ、キレ良すぎ。
木内先輩のリードだったからかもしれないけど。
ブルペンで、ボールを受けた。
「次、インコースにチェンジアップおねがいします。」
俺の頼みを素直に受け取ってくれた。
きちんと投げ分けた上に緩急もいい。
「ナイスボール!」
「さんきゅ!」
大鳥先輩の優しい言葉だった。
あと、3週間。
ストレート、フォーク、チェンジアップ。
そして、スライダー。
この変化球を使い分けられるだろうか?
俺には自信が無かった。
「いつもどうり、お前のリードでいいぞ?
紅白戦の時のリード、完璧だったし。」
大鳥先輩からのほめ言葉。
それでも、先輩をうまくリードできる自信はない。
「あのさぁ、監督、キャッチャーには妙に厳しいんだよ」
は?でも俺、そんな厳しくなかった。
なんで?俺、そんな良い捕手じゃねぇし。
「善福寺監督が元捕手ってこともあるけど、
監督が尊敬してる選手の中に『黒咲誠』っているんだ。」
黒咲誠って、祭吏のお父さん?
祭吏のお父さんがすげぇのはしってるけど。
それと、俺ってなんの関係があるんだよ?
「多分、その黒咲選手に源を重ねてるんだよ。
ビデオで見たけど、源と黒咲選手のプレースタイルがそっくりなんだ。」
そんなに?
そっくり
プレースタイルは一人ひとりちがう。
10人のキャッチャーがいれば、10種リードがある。
キャッチャーが変わっただけでかわるピッチャーもいる。
つまり、十人十色のリード。
ピッチャーの能力を最大限に活かすには
ピッチャーにあったキャッチャーが必要だ。
紅白戦。唯一、大鳥先輩から長打を打ったのは俺だけだった。
ていうか、まじ、キレ良すぎ。
木内先輩のリードだったからかもしれないけど。
ブルペンで、ボールを受けた。
「次、インコースにチェンジアップおねがいします。」
俺の頼みを素直に受け取ってくれた。
きちんと投げ分けた上に緩急もいい。
「ナイスボール!」
「さんきゅ!」
大鳥先輩の優しい言葉だった。
あと、3週間。
ストレート、フォーク、チェンジアップ。
そして、スライダー。
この変化球を使い分けられるだろうか?
俺には自信が無かった。
「いつもどうり、お前のリードでいいぞ?
紅白戦の時のリード、完璧だったし。」
大鳥先輩からのほめ言葉。
それでも、先輩をうまくリードできる自信はない。
「あのさぁ、監督、キャッチャーには妙に厳しいんだよ」
は?でも俺、そんな厳しくなかった。
なんで?俺、そんな良い捕手じゃねぇし。
「善福寺監督が元捕手ってこともあるけど、
監督が尊敬してる選手の中に『黒咲誠』っているんだ。」
黒咲誠って、祭吏のお父さん?
祭吏のお父さんがすげぇのはしってるけど。
それと、俺ってなんの関係があるんだよ?
「多分、その黒咲選手に源を重ねてるんだよ。
ビデオで見たけど、源と黒咲選手のプレースタイルがそっくりなんだ。」
そんなに?
そっくり
プレースタイルは一人ひとりちがう。
10人のキャッチャーがいれば、10種リードがある。
キャッチャーが変わっただけでかわるピッチャーもいる。
つまり、十人十色のリード。
ピッチャーの能力を最大限に活かすには
ピッチャーにあったキャッチャーが必要だ。

