サクラ咲ケ

学校、行こう。
明日、行かないとこれから行きたくなくなる。
「明日、学校行くからさ・・・」
「わかった。佐久田達にはちゃんとはなせる?」
「多分、大丈夫。」
朔弥はすごい心配性だ。
少し過保護なとこもあるけど、そういうとこも好き。
「生徒会、行ける?」
「大丈夫。
あと、学校帰りに病院寄っていい?」
「いいよ。明日は仮入部期間中は朝練なしだ。
あっ、そういえばっ!!!」
思い出したようにいった。
「俺、ベンチ入り決定した!!!!!」
すごっ!すごすぎる。
甲子園常連校の桜葉で1年でベンチ入り!
「おめでと」
本当は大声で叫びたいけど、そんな元気ない。
心の底から喜びたいのに喜べない。
朔弥が隣に居てくれるからかな?
かなり、気持ちが楽になった気がする。
「ごちそうさま。おいしかったよ」
そういって、皿を片付けた。
「シャワー、浴びてくる」
「わかった。そのあと、俺も借りていい?」
「いいよ。」
今は、心が落ち着いてるな。
今までのこと全部、朔弥には話そう。
全部聞いてほしい。
私とお父さんと亡き母のことを。