「あった!!!!」
「マジ? 俺も!」
「「ヤッター!!!」」
うれしい。
もう、受験に追われないでいいんだ。
桜葉高校に通えるんだ。
それも、咲弥はと一緒に!
「祭吏と一緒の学校かぁ、嬉しいな!」
「あたしも」
二人で喜びあった。
咲弥は私の気持ちに気づいてない。
ずっと好きだった。
いまでも、好き。
「祭吏、お父さんに報告は?」
「ちゃんとするよ」
私は咲弥に笑った。
私には母がいない。
私を産んだ時に亡くなったと父から聞いた。
父は仕事人間だから、喋らない。
帰りも夜遅い。
だから私はお父さんにメモを毎日書いている。
学校であったどうでもいいことから、集金などの大切なことまで。
この報告も、もちろんメモで報告する。
「マジ? 俺も!」
「「ヤッター!!!」」
うれしい。
もう、受験に追われないでいいんだ。
桜葉高校に通えるんだ。
それも、咲弥はと一緒に!
「祭吏と一緒の学校かぁ、嬉しいな!」
「あたしも」
二人で喜びあった。
咲弥は私の気持ちに気づいてない。
ずっと好きだった。
いまでも、好き。
「祭吏、お父さんに報告は?」
「ちゃんとするよ」
私は咲弥に笑った。
私には母がいない。
私を産んだ時に亡くなったと父から聞いた。
父は仕事人間だから、喋らない。
帰りも夜遅い。
だから私はお父さんにメモを毎日書いている。
学校であったどうでもいいことから、集金などの大切なことまで。
この報告も、もちろんメモで報告する。

