ピピピピッ ピピピピピッ カチッ

はぁ。今日もまた憂鬱な朝がきた。

わたしは制服に着替えた

トントントン

階段を下りてリビングに行く。

「朱里、おはよう。」
ママが笑顔で挨拶をしてくる。
それを私は笑顔で返す。
「ママっ、おはよう!」

私の家は母子家庭。3つ年上の姉の瑠雨(るう)と二つ年上の姉の奏美(かなみ)がいる。


ママは普通に友達も多く優しくて、最高のママ。
私はなんでママに似なかったんだろう。
アハハ。そんなこと気にしてももう意味なんてないか。

私は用意された朝食を食べた。