あれは、小5のとき。

クラスの男子がそのころ私がやっていた交換日記を見つけてみんなの前で読んだ。

そこには虎太郎への思いが書いてあった。
私は泣くことしか出来なかった。

「う、うぇーん。ふぇーん」

「うっせんだよ。いい加減にしろ。」

いきなり大きな声で怒鳴った。
そして私の方へどんどん近づいてくる。

「こいつのこと今度傷つけたらゆるさねーからな。」

そして、泣いていた私を助けてくれた。

やっぱり、虎太郎のこと好きだなあ。