私は魅罹愛(みりあ)。
ただの魅罹愛。
名字なんか無い。
本当の親は死んだ。
今は、叔父と叔母が代わりをしている。
私は、親と思ったこともない。
叔父と叔母は、毎日私にストレスを与え、私の心を痛めつける。
家に帰っても、私には居場所なんか無い。
学校にさえ、無い。
私が死んでも、誰も悲しまないだろう。
寧ろ、喜ぶかもしれない。
なら…いっそのこと、死んでしまおうか。
楽になりたい…