俺は近くにあった壁に殴りかかろうとした。

「やめろよ!優人!お前が取り乱してどーすんだよ!」

「じゃあ、どうすればいいんだよ!!!」

「とりあえず、落ち着けよ!」

「落ち着けるかよ!」

その時だった...

バンッ

「はぁ...はぁ...はぁ...っ!いた...!」

日和をいじめていた人達のことを教えてくれたC組の人達が屋上にきた。

「君は...」

「優人くん!日和ちゃん、まだ駅にいるよ!6時56分の電車で福岡に行くんだって!今ならまだ間に合うよ!桜川駅だって!」

「...ありがとう!!!」

それだけいうと、俺たちは走って桜川駅まで行った...