片恋風~約束するよ。何年経っても好きでいる。~

「はい、ごめんなさいは~?」

「ごめんなしぁ~い」

「いい子いい子」

なんて言って、頭をなでてるし、親子かって!と、1人ツッコミをしていると...

「保育士になるって、なんで?」

優人が突然聞いてきた。

「えっ、と...。私が幼稚園の時ねすっごく優しい先生がいたの。その先生はねいつもみんなのことを暖かい目でみていて、甘やかす時には甘やかして、悪いことをしたら自分の子供みたいにちゃんと叱ってくれるの。そういう先生に私はずーーっと、憧れてたんだ。だから、もう、いっそのことその先生を追っちゃえ~って思ったの」

「なるほどね。いい夢だね。」

「えへへ」