「は、それだけかよ」

「勘違いすんな!私たちはあんたに教育をしてただけだよ!」

「そうそう!」

「勘違いしてんのはお前らの方だろ」

後ろから聞き慣れた声がした。

光星...? それに、由奈に梢、勇輝、それから...優人。

どうして。

「日和、ごめんね。日和のこと助けてあげられなくて。日和はずっと苦しんで泣いてたのに...」

由奈...

「ちょっと!何言ってんの!こいつ、あんたたちを裏切ったんだよ!?なのに、なんで謝ってんだよ!普通、こいつが謝るべきだろ!ほら、さっさと土下座せろよ!」