それから、一時限目、二時限目と過ぎていき、昼休みになった。

図書室にでも行こっかな。

えーと、確かこの辺に...あ、あった。

と、届かない...!

そう、その本とは一番上の棚にあったのだ。

ど、どうしよ...。

と、困っていると...

「はい」

え、この声って...

「これじゃなかった?じゃ、どれ?」

「あ、ううん。これです。ありがとう」