そばにあるもの





すると廉くんが真剣そうな口調で話した。



『この街で、することがあるでしょ?』




「えっ。。。 」


私は戸惑いを隠せなかった。



『親友と先輩に会わなきゃな』



私は震えだした。


廉くんは抱きしめてくれた。



『俺がいるから、ついてくから、



ちゃんと気持ち伝えな?』







私は廉くんの優しさに勇気を踏み出すことにした。