俺は頭が回らなかった。


しばらくの沈黙のなか、、、、


実杏が口を開いた。



「あの日は…ありがとう

今日も…ありがとう




私は廉くんが大好きです」




顔を真っ赤にして言う実杏を


俺は抱きしめた。



ずっとこうしたかった。





愛しい…………………





『俺と…付き合ってください』





「お願いします」




また実杏は泣き出した。




真っ赤になったり、泣いたり
ほんと忙しいやつだ。