あの昼休みの出来事から、少し廉くんと話しずらくなっていた………
かれこれ関わらずに1週間が過ぎた。
まあ、私が一方的に避けてるんだけどね……
どんな顔して接していいのかわかんないよ…
「せちか~どーしよ」
『だーかーらー、気になるなら聞くしかないでしょ?』
「そんな勇気ないよーーー」
聞きたいのに、聞けない
聞く勇気もない
夢も大切な人も失ったんだ
もし人違いだったら……
私はまた何かを失うことになる。
もう、あんな自分には戻りたくないよ…。
やっと笑って過ごせるようになって、
大好きなあの男の子に出会えて、
でも今は廉くんで頭がいっぱいで、
ねえ、廉くん………
大好きです。