不器用恋愛






「なに?お前 あれで隠してたつもりなの?
顔に"好きです"って書いてあんだよ。」



「うそ?!どこ?!えぇぇぇ!!」



自分の顔を触って確認をする



「お前ばか?例えだっての。
つか、分かりやすい。」




鈍感な陵が見て分かるって事は…




「もしかして…利仁くんに
バレたり…してないよね?」



陵は あたしの方を1回見た後
天井を見上げて



「さぁ?どうだろうなー」



適当な声で答えた。