恋は必然だなんて。


私には分かりたくない。


テレビドラマを見ながら、

「ありえない。」


多分。
情緒不安定だった。


思い通りに行かない日々。

友達、誘えばバイトやデートでダメだし。


そんな、自分が嫌になる。

二つ年の離れたお姉ちゃんが、唯一私の気持ちを察してくれた。


「今度、気晴らしに飲みに行こうね!」


お姉ちゃんは、私の憧れ。

人に対する思いやりとか、真似できない。


素敵な女性。


そして。


私は、夢を追いかけるように…。


毎日、図書館へ向かった。